ヘタリア Wikiについての関連情報をお届けします。興味深い事もあるものです。
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アニメ「ヘタリア Ｗｏｒｌｄ Ｓｅｒｉｅｓ」最終話を配信延長！ – サーチナニュース
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アニメ「ヘタリア Ｗｏｒｌｄ Ｓｅｒｉｅｓ」最終話を配信延長！サーチナニュース東日本大震災の影響により、最終話の配信で不具合が出ていたアニメ「ヘタリア Ｗｏｒｌｄ Ｓｅｒｉｅｓ」。この事態を考慮し、最終話本編の配信、時間限定待ち受け配信（携帯のみ）の期間が延長された。 今回、配信延長が決まったのはアニメ「ヘタリア Ｗｏｒｌｄ …
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| Q | ヘタリアと世界史に詳しい方、神聖ローマと現在のドイツについて教えて下さいカテ違いならすみません・・・。ヘタリアを読んでいて神聖ローマについて構成(？)をちょっと調べていたのですがどうしても理解できないので質問します。神聖ローマは日本の戦国のように個々の大名諸国＝神聖ローマ内の諸国大名＝諸国の王天皇＝神聖ローマ皇帝 公家＝神聖ローマ豊臣・徳川(実質的な統一者)＝オーストリア・プロイセンみたいな感じなのでしょうか？それとも今のヨーロッパのようにＥＵ＝神聖ローマ帝国加盟国＝神聖ローマ内の諸国組合長（まとめ役）＝神聖ローマ皇帝（諸国の有力な国の王） のような感じなのでしょうか？Ｗｉｋｉなどで実際の神聖ローマを調べてみると諸国の王が神聖ローマ皇帝を兼任していたり、神聖ローマ自体が主権国家ではなく主権国家が集まって一つの帝国を名乗っていというように書かれており、後者のような感じを持ちました。しかしこれたと神聖ローマがイタリアを追いかけて自国が荒れたという部分がいまいち理解できないのです。後者だと神聖ローマ内の諸国それぞれがイタリアを追いかけていた、もしくはく皇帝を兼任していた国がイタリアを追いかけてまとめ役がいなくなり、神聖ローマ内がまとまれなくなり自国が荒れたという事になると思います。ですがヘタリアではイタリアを追いかけていたのは神聖ローマはであって諸国ではなく、神聖ローマと諸国は別として描かれていますよね？それで混乱しています。実際神聖ローマはどういう構成なのでしょうか？現在、もしくは過去で似たような国家構成をしていたのは何処になるのでしょうか？世界史は主要科目としてとっていないので分かりやすい国を教えてほしいです。また神聖ローマ内の国にオーストリア・プロイセン・ドイツ諸国等と書かれていたりするのですが、このドイツ諸国は現在のドイツ(ルート)のことでしょうか？それとも別国なのでしょうか？細かい事気にせず読めばいいのですがこういう疑問をきっちり解決しないと読み進められない性格なので・・・。わかりずらい文章ですみません・・・。よろしくお願いします |
| A | 神聖ローマ帝国ももとは他のフランスやイギリスなどと同様の一つの国でした。昔はまだどの国も王権はあまり強くなく、王に匹敵する力を持つ大貴族たちがたくさんいました。そこでフランスを初めとする諸国の君主は、国内の大貴族たちの力を削り君主の力を強くしようと国内経営に非常に力を入れていました。その結果が絶対王政という形で結実します。ところが一方、神聖ローマ帝国では歴代の皇帝たちは国内にはあまり目を向けず、イタリア地域ばかり狙っていました。というのも、国名に「ローマ」って付くんだから、ローマを獲得し、かつてのローマ帝国の勢威を取り戻したいと考えていたのです。そういうわけで神聖ローマ帝国は国内の大貴族たちを放置して遠征ばかりしていました。こうなれば当然ながら国内の大貴族たちはどんどん力をつけ、次第に国と呼べるほどの勢力を帝国内に作り上げていきます。大貴族というのは当然一つだけというわけではありませんから、帝国内に国といえるほどの大きな力をもつ大貴族たちが群雄割拠している状態になってしまったのです。プロイセンやオーストリアなどは大貴族たちが作り上げた、もはや国といえるものの例です。これらのようなもはや国といえる存在を「領邦国家」といいます。帝国内にはこの二つのほかにもものすごい数の領邦国家がありました。有名なのはザクセンやバイエルン、ベーメン（ボヘミア）などなど。従って、あえて例えるなら、個々の戦国大名諸国＝神聖ローマ内の諸国戦国大名＝諸国の王将軍＝神聖ローマ皇帝が近いでしょうか。ただし、絶対間違ってはいけないのは、神聖ローマ皇帝は将軍のように世襲するものではないという点です。神聖ローマ皇帝は選挙で選ばれていました。といっても現在のように国民が選ぶものでは当然なく、初期は大貴族たち、後には領邦国家の君主たちが選んでいました。しかし領邦国家の分立によって皇帝の実権がなくなると、皇位はハプスブルク家がほぼ独占するようになりましたが。それと、「豊臣・徳川(実質的な統一者)＝オーストリア・プロイセン」も間違いです。オーストリアやプロイセンは確かに大きな力を持つ領邦国家ではありましたが、統一してはいませんでした。ちなみに天皇を当てはめるならローマ教皇でしょう。このように国がばらばらになってしまったため、領邦国家のうち比較的力の小さい国々は当然ながら他の強力な領邦国家に滅ぼされたり併合されたりします。また帝国外で、王権の強化に成功していた国々も、帝国内の混乱に付け込み、弱い領邦国家を併合したりしていました。30年戦争の特に後半はこの帝国外諸国の介入が目立っています。そしてこの戦後、デンマークやスウェーデン、フランスなどが帝国内に領土を持つという状況までできていました。一方で逆の現象も起きます。それは強大になった領邦国家が独自に帝国外に進出するというものでした。これで有名なのがオーストリア（ハプスブルク家）とブランデンブルク（ホーエンツォレルン家）です。特にハプスブルク家は戦争ばかりでなく諸外国の王家と婚姻関係も結ぶことによって、それらの国の王位継承権を得て、それらの国の王家が断絶した時に新しい王などとして君臨し、支配するという方式を多用しました。この結果ハプスブルク家はオーストリア本国や帝国内の諸領邦国家だけでなく、ハンガリーやスペインなどなど、帝国外の国の君主位も手に入れることになりました。ハプスブルク家は後に第一次世界大戦で君主位を全て失ってしまいましたが、このような婚姻の結果、現在でもスペイン、ベルギー、ルクセンブルクの君主位継承権を持っています。ハプスブルク家の本国といえるオーストリアには有名な言葉があります。「戦争は他家に任せておけ。幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ。」またホーエンツォレルン家も帝国外の国であったプロイセンの君主に一族を送り込み、後にプロイセンを取り込んで国名もブランデンブルクからプロイセンに変更しました。最後に「ドイツ諸国」についてですが、ここでは神聖ローマ帝国内の諸領邦国家と見ていいでしょう。時代によって異なりますが、ナポレオンによって帝国が消滅させられる少し前の時点を現在の国に当てはめると、ドイツ、オーストリア（ハプスブルク家）、ベルギー（ハプスブルク家）、チェコ（ハプスブルク家）、ルクセンブルク（ハプスブルク家）、リヒテンシュタイン、ポーランドの一部、イタリアの一部（ハプスブルク家）、オランダの一部、旧ユーゴの一部（ハプスブルク家）などとなります。これらのうち、オーストリアとプロイセンが強大だったのでこの二つを特記し、残りはドイツ諸国、つまり「帝国内のその他の国々」としてあるのです。私もヘタリアちょくちょく見てますけど、神聖ローマ帝国の擬人化はちょっと無理があるんじゃないかと思ってますｗものすごく長くなってすみません。。。 |
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